2007年12月31日更新
   
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○読者の皆様へ 週刊ナノテク 新体制移行のお知らせ
 
 
2007年12月24-31合併号
カバーストーリー   
微粉砕・分散技術技術動向 2007

 
 
 高性能な製品を生み出すには高機能な材料が不可欠である。そして、高機能材料を生み出すには元となる粒子のサイズを小さくするのが有効である。なぜなら、材料は粒子サイズが小さくなればなるほど従来とは違った機能を発現するようになるからだ。粒子サイズを小さくする方法として一般的に用いられているのが、ビーズミルなどに代表されるトップダウンアプローチによる微粉砕・分散技術である。微粉砕・分散技術はビーズのようなメディアを使うものもあれば、圧縮空気などを使用したもの、さらには高温のプラズマを利用した方法など様々なアプローチが提案されている。材料の微細化の限界に挑む微粉砕・分散技術の現状を追った。

写真: ナノ・ゲッター(アシザワ・ファインテック)
 
カバーストーリー2

「週刊ナノテク」は何を伝えてきたか“媒体変われど、魂は消えず”

 本号をもって、小誌「週刊ナノテク」は約 4 年半の歴史を閉じる。これまで小誌を支えていただいた数多くの読者の方々、広告クライアントの企業の方々、そして取材に多大なご協力をいただいた方々にはこの場を借りて深く御礼を申し上げたい。本稿では最後の特集として、これまで小誌が何を伝えてきたか、そして小誌創刊以降、ナノテクを取り巻く環境がどう変化してきたかを振り返る。ただし、小誌が培ってきたノウハウやパッションが今後も消えることはない。小誌は姉妹媒体である「半導体産業新聞」と統合し、 08 年以降は同紙の中でナノテク専門の柱が設けられる。さらに、 08 年 2 月からは「季刊 ナノテク読本」が発刊となる。今後も、この 2 本立てでナノテクを追いかけていく予定だ。両媒体の中で、「週刊ナノテク」と同様、刻々と進歩するナノテクの世界を精力的に追いかけていく。

 
ナノテクキーパーソンインタビュー
ラムバス(株) 代表取締役   エリック・リース氏に聞く
 卓越した技術力でエレクトロニクスの
         ユーザー体験をより豊かに

  DRAM は、エレクトロニクス機器の進化を支え続ける重要アイテムとして欠かせない存在だ。大容量化とともに処理の高速化も進んでいるが、その高速処理のキーテクノロジーとして裾野を広げているのが、今回紹介するラムバス社のメモリーアーキテクチャーだ。同社の顧客には、世界の有力半導体メーカーのほとんどが名を連ねる。その強みは、製品コンセプトから量産までサポートできる技術力だという。
写真:ラムバス(株) 代表取締役   エリック・リース氏
 

ナノテク・データ・アナリシス

File48 ナノテク分析サービス
  企業のナノテクやバイオ、材料などの研究開発を支援する目的で、様々な計測・分析を行うサービス。その内容は幅広く、表面分析、構造分析、極微量分析、化学分析、標準試料作製、試験特性評価、 DNA や SNP の配列解析などがある。主な参入メーカーは NTT アドバンステクノロジ、島津製作所、住化分析センター、大同分析リサーチ、東レリサーチセンターが挙げられる。島津はバイオ・ライフサイエンス系の分析を得意としているが、それ以外の各社は広範なマーケットを対象としたサービスを行っている。

連載  ピッツバーグ ナノテク紀行
第 3 回   ピッツバーグ大学
 
 
ピッツバーグ大学はカーネギーメロン大学とならぶペンシルベニア州の代表的な大学だ。ウェスティングハウス エレクトリックとの長期のコラボレーションなどにより全米屈指の工学部をもつほか、医学部は全米で 16 位にランクインしている。 2002 年には、 20nm 以下の「真のナノ」領域にフォーカスした The Gertrude E.and Johnson M.Peterson Institute of Nanoscience and Engineering を設立し、学部を横断する学際研究を展開している。
 
データファイル
今週の研究補助金/研究助成金/公募 本誌に掲載
 
What's New  --Headline--
 Energy
日立製作所、色素増感&有機薄膜など有機太陽電池の研究加速
PVSEC-17 、太陽光発電の国際会議が福岡で開催
フジキン、水素充填用バルブを相次ぎ開発
大陽日酸、水素ディスペンサー用プレクール装置を開発中
富士電機システムズ、タンデム型薄膜太陽電池の効率を改善
News Flash 
Electronics

●浜松ホトニクス、半導体加工用低エネルギー電子線照射源開発
●ニコン、重ね合わせ精度向上システムで 30 %改善の新型機発表へ
●ギガフォトン、液浸二重露光対応の光源発表
● JSR 、 32nm プロセス用材料開発を加速
● ITRS の 07 年版、 3 次元配線や“ More Than Moore ”が登場
● AMAT 、 45nm 以降の CMP 向け終点検出技術を発表
●日本ビーコ、 AFM の新製品を発表
● ILS Technology 、日本の半導体メーカー 2 社に secureWISE を納入
●レーザーテック、パターン付きウエハー反り/ストレス検査装置の販売開始
● TSMC 、 90nm の 12 インチウエハー出荷枚数が 100 万枚に
● LPE 、 SiC エピ CVD 装置の新製品を 08 年から販売開始
● SOKUDO 、 45nm 以降対応コーター・デベロッパーの最速モデルを発売
● JSR 、三重・四日市工場内の精密加工研究棟が竣工
●三洋化成工業、大記録容量 HD 製造用洗浄剤を開発

Energy

●山里産業、燃料電池向け熱電対の生産能力を拡大
●三洋電機、岐阜に先進太陽光発電開発センター新設

Bio& Life Science
●近畿大、細胞培養担体研究が JST に採択
●オリンパスとジーンケア、 SiRNA の生体内濃度測定法を開発
●理研、アレルギー反応を制御する重要分子を発見
●倉敷紡績、 HPV ジェノタイピングの受託解析を開始
Materials

● NIMS と三菱ガス化学、 ZnO 自立基板作製に向け協業強化
●東芝、木材から高機能カーボンを製造する実証実験を開始

Others

●ファーストリテイリング、ナノ技術応用の CO2 排出量減らすレジ袋導入
●三菱重工長崎造船所、長崎県に太陽電池を寄贈

 
編集長ごあいさつ


  本誌 10 月 8 日・ 15 日合併号にてお知らせいたしましたとおり、小誌は 08 年 1 月より、姉妹媒体である「半導体産業新聞」と統合いたします。それに伴い、小誌は本号が最終号となります。今後は半導体産業新聞において、引き続きナノテクの動向を報道していきます。

 
弊社では、産業界や政界、自治体など各方面からの大きな期待を担うナノテクノロジーを追いかけ、日本経済の発展に貢献すべく小誌を編集してまいりましたが、今後予測される目まぐるしい技術革新や経済環境の変遷の中で所期の目的を果たし続けるためには、編集体制のさらなる選択と集中が必要との結論に達し、媒体統合を決定いたしました。

 半導体産業新聞との統合後は、小誌と半導体産業新聞のリソースを有機的に統合し、ナノエレクトロニクスや MEMS 、エネルギー、ナノバイオといった分野を、半導体産業新聞においてさらにパワーアップさせていきます。具体的には、統合を機に半導体産業新聞が紙面を刷新、ナノテク専門の面を設けるなどナノテク報道体制を強化いたします。

 加えて、年 4 回の予定で、半導体産業新聞の別冊となる新媒体「季刊 ナノテク読本 2008 」を発行いたします。この新媒体は週刊ナノテクの魂を継承し、エレクトロニクス、エネルギー、環境、ライフサイエンスなど様々な分野で芽吹いているナノテクの現在を、豊富な取材データをもとに俯瞰し、その将来像を展望することを主眼においています。また、ナノテクノロジーに関連性の深い国内展示会・学会ともタイアップし、その見どころを紹介していきます。 08 年は以下の 4 号を発行いたします。

● Vol.1 : 2008 年 2 月 8 日(「 nano tech 2008 」「 FC EXPO /PV EXPO 」特集号)

● Vol.2 : 2008 年 6 月下旬(「国際バイオ EXPO 」「マイクロマシン/ MEMS 展」特集号)

● Vol.3 : 2008 年 8 月下旬(「 2008 分析展」特集号)

● Vol.4 : 2008 年 11 月下旬(「セミコン・ジャパン 2008 」特集号)

 今後、弊社より刊行されますナノテク関連媒体は、「半導体産業新聞」と「季刊 ナノテク読本 2008 」の 2 本立てとなります。発行媒体こそ変わりますが、小誌編集部がナノテクに注いできた情熱は今後も全く変わることはありません。

  03 年 4 月の創刊以来約 4 年半の長きにわたり、小誌を力強くご支援いただきました読者の方々、広告クライアントの方々、そして取材にご協力いただいた全ての方々には、この場を借りて深く御礼申し上げます。今後は、半導体産業新聞と季刊 ナノテク読本 2008 をご愛顧いただきますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
2007 年 12 月 24 日
週刊ナノテク 編集長
甕 秀樹

 
書籍案内
入門ナノテクビジネス 〜 先端企業の事例から研究開発の最前線まで 〜
ナノテク 産業総覧〜ナノテクの「キーカンパニ&ーキーパーソン」1000件